終末医療(ターミナルケア)とは?特徴や問題点など/終活を考える会(東京都稲城市/東京都全般、川崎)

終活を考える会(東京都稲城市/東京都全般、川崎)|終末医療(ターミナルケア)とは?特徴や問題点など

  1. 終活を考える会TOP >
  2. 終活 >
  3. 終末医療(ターミナルケア)とは?特徴や問題点など
終末医療(ターミナルケア)とは?特徴や問題点など

■ターミナルケアとは
ターミナルケアとは、人生の最期を迎える段階(ターミナル期)でのものを指し、日本語では終末期医療と呼ばれます。高齢や病気によって、人生最期を病院で過ごす人が多いことから、自分の人生の締めくくりを満足できるものにするために考えられた概念です。ここでは、ターミナルケアの特徴や、問題点について分かりやすく説明していきます。

●ターミナルケアの特徴
ターミナルケアのアプローチとしては、大きく3つが挙げられます。1つ目が身体的ケア、2つ目が精神的ケア、そして3つ目が社会的ケアです。

①身体的ケア
ターミナルケアでは、本人が自分らしく最期を迎えられることを重要視します。そのため、延命などは無理に行わず、身体に感じる不快感や痛みを取り除くことを中心に行います。

②精神的ケア
本人が最期の時を心穏やかに迎えられるようにするため、精神面からのケアも行います。本人の希望に沿った形で、リラックスできる環境を整えていきます。その際には、本人の好きなものや家族や友人といった大切な存在に囲まれることが、最も死への恐怖を和らげるものとなります。できる限り本人に寄り添ってあげましょう。

③社会的ケア
社会的ケアは、本人にかかる経済的な負担と、それに伴う精神的な負担を緩和するために行います。どうしても入院費や介護費がかかってしまう関係上、経済的な負担はもちろん、周囲に迷惑をかけていないかと本人が精神的にも追い詰められてしまうことがあるため、医療ソーシャルワーカーの助けを借りて、ケアをしていきます。

●ターミナルケアの問題点
ターミナルケアの大きな問題点として挙げられるのは、意思決定の主体をどう考えるかです。日本人の特徴として、あまり自己主張をしないという傾向があります。そのため、ターミナルケアにおいても、本人の意思以上に家族の意思も多分に尊重される状況にあります。もちろん、本人の意思を第一に考え、その本人の意思と家族の意思が合致すればなんの問題もありません。しかし、家族だけで意思決定をするケースもしばしばあり、また、認知症等によって本人が意思決定できない状況にあれば、家族が意思決定せざるを得ないということもあります。

●終活を考える会はまごころを込めて終活をお手伝いします
終活を考える会は、稲城市を中心に東京都や神奈川県にて、幅広くご相談を承っております。万が一の際は24時間対応致しておりますので、お急ぎの方のご相談も承っております。終活や終末医療についてお悩みの方は、お気軽に終活を考える会までご相談ください。

終活を考える会が提供する葬儀・葬式の基礎知識と事例
  • 生前整理生前整理

    自分の最期と向き合い、最期を迎えるための準備していくことを終活と呼...

  • 東京の葬儀について東京の葬儀について

    東京では数多くの斎場が展開されていて、それぞれ独自のプランを用意し...

  • 御布施の表書きはどうすればいいか御布施の表書きはど...

    葬儀などの際には供養をしてくださったお寺に、感謝の気持ちなどとして...

  • 御布施の袋御布施の袋

    葬儀は通夜と告別式がありますが、仏教の場合には僧侶に会場に来てもら...

  • 火葬場の仕組みとは火葬場の仕組みとは

    葬場はご存知の通り、お亡くなりになられた方を、葬儀などを経て最後に...

  • 南多摩斎場南多摩斎場

    東京都町田市には、葬儀や火葬を行うことができる南多摩斎場があります...

  • 川崎市の火葬場川崎市の火葬場

    川崎市で葬儀を行う場合に、火葬場については少し注意が必要です。 北...

  • 遺産相続の手続き方法遺産相続の手続き方法

    ご家族がご逝去された時、様々な手続きが必要になります。その中でも非...

  • エンディングノートエンディングノート

    「終活」という言葉は、流行語であった時代を過ぎ、いまや広く浸透して...

終末医療(ターミナルケア)とは?特徴や問題点など|終活を考える会(東京都稲城市/東京都全般、川崎)

ページトップへ